早稲田大学建築史研究室 月報

早稲田大学建築史研究室の活動報告ブログです。

12月報

師走となり、何かとご多忙のことと存じますが、いかがお過ごしでしょうか。

12月は文献ゼミ改訂や卒業制作中間ポスターセッション、ドクター発表会が執り行われました。

 

■文献ゼミ改訂

改訂発表者は本発表における指摘を踏まえ、より丁寧に分析を行い、木割書の意味解釈を深めました。年度末のまとめ発表に向けて、残された課題が多くありますが、以前にも増して議論・検討を重ねる所存でおります。

 

■卒業計画中間ポスターセッション

12月中旬には、卒業計画の中間提出にあたるポスターセッションが行われました。学部4年生は卒業論文提出直後から他研究室のチームメンバーと共に卒業計画の構想について話し合ってきました。ポスターセッション当日は、建築学科の各先生方や助手、TAの皆さまから多角的なアドバイスをいただくことが出来たようです。学部4年生は卒論期ほど頻繁に顔を合わせることは減ってしまいましたが、日々同期で励まし合いながら卒業計画の最終提出に向けて準備を進めています。

 

■ドクター発表会

12月20日には、建築史研究室ドクター発表会が行われました。小岩研究室からは、ネシベキナタス、尾高真輝、⻩胤嘉、金雄杰、徐麗婷、『木割の研究』出版会、ならびに小岩准教授が発表を行いました。いずれの発表も非常に興味深く、中川先生・中谷先生・小岩先生からも貴重なご意見をいただきました。今後のさらなる研究の深化と、より優れた成果の発表が期待されます。

 

■忘年会

そして一年間の締めくくりとして、12月23日に研究室で忘年会を開催しました。歓声と笑い声の絶えない雰囲気の中で、今年の楽しかった出来事や印象に残った経験を共有し合い、あわせて来年に向けた抱負や目標についても語り合いました。

 

寒さが増してまいりましたが、皆様どうぞご自愛のうえ、良い年末年始をお迎えください。来年も引き続きどうぞよろしくお願いいたします。皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈りするとともに、研究・勉強がより一層充実した実り多い一年となりますよう願っております。

 

文責:成ヶ澤、キョウ、松野

卒業論文感想報③

 前回に引き続き、今回は日本近現代建築史ゼミと西洋・西アジアゼミに所属していたお三方の感想をご紹介いたします。

 

<日本近現代建築史ゼミ>

 

島田恵佑さん

 

 卒業論文は、決して一人だけで書き上げられるものではありません。小岩先生をはじめ、研究室の先輩方から多くの指導や励ましを受けながら、私は最後まで取り組むことができました。支えてくださった皆さんには、心から感謝しています。

 私の卒業論文では、「近代建築の起源は、19世紀前半のフランス国立理工科学校における建築教育にある可能性が高い。しかし、その全体像を明らかにする史料は少なく、初代パリ北駅の事例だけでは、まだ分からないことも多い」という結論に至りました。つまり、研究を進めた結果、「今の段階では、ここまでしか分からない」ということが分かったのです。

 研究では、必ずしも明確な答えが得られるとは限りません。しかし、自分なりに考え、調べ、限界にたどり着く経験そのものが、とても大切な学びになります。暗い森を抜けた先で、広い海を初めて目にするような感覚。私にとって、卒業論文はそんな体験でした。

 本当は、その先の地平線からが研究の出発点なのかもしれません。ですが、そこまで到達できただけでも、私にとっては十分に貴重な経験でした。ここまで導いてくださったことこそが、小岩研究室で学ぶことの大きな魅力だったと感じています。

 私は来年度から社会人になりますが、この研究室で過ごした時間は、これからの人生を支える大切な財産になると思います。卒業まで残り少ないですが、この研究室で、自分なりの問いに向き合い、じっくり考える時間を、これからも大切にしていきたいです。

 

田原穂花さん

 

 はじめに、卒業論文執筆にあたり、支えてくださった先生方、先輩方に深く感謝申し上げます。私は居住空間を持つ擬洋風建築を対象に、細部意匠に見られる引用の姿勢について研究を行いました。擬洋風が持つ意匠の展開に時に翻弄されることもありましたが、研究を通して自分のなかの観察軸を深めることができたと感じております。振り返れば決して容易な道のりではありませんでしたが、学ぶほどに自分の世界が広がっていく感覚がありました。それは自分という枠を離れ、見知らぬ土地を歩くような、そんな旅の楽しさがありました。各地の擬洋風建築に触れたこともこの感覚をより豊かにしてくれたように思います。

 こうして研究を進めることができたのは、支えてくださった方々のおかげです。改めて、熱意あるご助言と温かいお力添えをくださった先生方、先輩方へ心より御礼申し上げます。これまでの経験を生かし、修士課程でも全力で励みたいと思います。



<西洋・西アジアゼミ>

 

成ヶ澤笑さん

 

 まず初めに、卒業論文執筆にあたり、ご指導いただいた先生方ならびに研究室の先輩方に深く感謝申し上げます。また、同期の皆と最後まで励まし合いながら取り組めたことは、とても心に残る時間となりました。

 小岩先生と初めて面談をした日、「スウェーデンに関連した研究で卒論を書いてみたら?」と提案していただいたことを、今でも鮮明に覚えています。学年を一つ下げてでもスウェーデンで学んだことは、建築学生としての選択肢を大きく広げてくれるきっかけになりました。私は卒業論文の対象としてストックホルム市庁舎を選び、9月には現地での資料収集も行いました。大好きなスウェーデンを研究したいという気持ちばかりが先走ってしまい、「建築学の論文としてどうまとめるのか」という視点がずっと抜け落ちていました。夏以降はその点について大いに悩みましたが、先生方や先輩方に多くの助言をいただき、なんとか論文という形にまとめ上げることができました。本当にありがとうございました。

 学部生のうちに留学に行くことは、建築学科ではまだ一般的ではないかもしれませんが、私の経験と卒論までのプロセスが、誰かにとって一つの前例になれていたら嬉しく思います。

 来年からは社会人として、新しい環境でも頑張っていきます。短い間でしたが、研究室の皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。



 日本近現代建築史ゼミは現代社会とのつながりを強く意識し、個人の考え方や社会思想に強く着目する傾向が見られます。今年度は擬洋風建築や近代建築教育に着目する研究を通してゼミ全体としても日本の枠組みを超えて広く議論する姿勢が見られました。加えて近代建築史を語るにあたり、これまでは西洋近代建築史が多く日本の近現代建築史を語る主軸になっていたように思いますが、研究室内のゼミ内外での議論も加わって近世以前の日本建築史との接続を意識することの重要性が多く議論されました。

 

 西洋・西アジアゼミは卒論生は一人でしたが、諸先輩方の密度の高い指導の甲斐あって非常に議論の深まる場になっていたと感じます。今年度の近現代建築史ゼミが西洋との関連を強く意識していたことや扱っている時代性が近いことからも、ゼミを超えて学生同士が互いに発想として触発しあえる環境になっていたと思います。

 

 今後もお三方それぞれの人生において、横断的に議論した時間が良い経験と思い出になることを願っています。



文責:島田、田原、成ヶ澤、松野

 

卒業論文感想報②

前回に引き続き、今回は日本建築史ゼミに所属していたお三方の感想をご紹介いたします。



<日本建築史ゼミ>

 

青木千怜さん

 

 卒業論文執筆にあたりご指導いただきました先生方、先輩方に心より感謝申し上げます。私は金沢市の景観保存条例の制定過程を議事録を通じて分析しました。外側からはうかがえない人々の意図ややり取りの積み重ねを知れたことが、理解を深める契機となったと思います。また、論文を通して自分自身と向き合う時間が増えたことで、興味の方向性や不足している点など、さまざまな気づきを得ることができました。私は自分の意見を人に伝えることが得意ではなかったため、ご迷惑をおかけしたことも多かったかと思います。テーマの決定から完成に至るまで紆余曲折がありましたが、提出を終えた今振り返ると、考え方が大きく変化し、視野も広がり、とても充実した時間であったと感じています。また、試行錯誤を重ねたことで、自分で課題を見つけて解決へと導く力をつけることができたと思います。改めて、支えてくださった皆さまに深く御礼申し上げます。今後は論文執筆を通して得た知見を糧に努力してまいりたいと思います。

 

持丸東己さん

 

 はじめに、卒業論文執筆にあたりご指導くださった小岩先生、先輩方や支えてくれた家族、共に取り組んだ同期たちに深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 卒業論文では、雑誌の記事分析を通して近代の住宅改良について研究しました。既存研究に対して自ら疑問を持ち、仮説を立て、その検証のための資料を探し、分析を進めていくという過程は、私にとって全く新しい試みでした。作業には苦労もありましたが、非常に貴重な経験になったと感じています。研究には、資料や論文を読み込むインプットの過程と、それらを整理して自分の言葉でまとめるアウトプットの過程があります。特にアウトプットの場として隔週で行われていたゼミは、自身のインプット・アウトプットの方法や内容を客観的に見直すことができる、とても良い機会でした。

 卒業論文を書き終えた今も、自身の能力や姿勢にはなお成長すべき点があると感じています。この経験を糧に、続く修士の研究でもより深い考察をわかりやすく伝えられるよう努力していきたいと思います。

 

山岸沙弥美さん

 

 卒業論文の執筆にあたり、ご指導くださった先生方ならびに先輩方に深く御礼申し上げます。テーマ決めに難航する中、多くの方に興味の方向性を見出すきっかけをいただき、半年間走り続けられる研究対象を持つことができました。その結果、押入れを対象として研究を進め、試行錯誤を重ねながら自分なりの結論に辿り着くに至りました。多くのご意見をいただきつつ、押入れを通して自分自身とも向き合った日々は、苦しくも大変充実した時間となりました。まだまだ論考としては未熟ではありますが、この経験を糧に自分の問題意識をより明確に言語化できるよう精進してまいります。

 改めまして、論文作成を支えてくださった全ての方々に心より感謝申し上げます。




 日本建築史ゼミは本研究室で人数が最も多いゼミです。ここでは様々な視点から日本建築史を議論したり、幅広く知識を学ぶことができます。特に今年度のお三方は時代として近現代までを射程とした思考がよく見られました。徐々に、これまでの近世以前をテーマとしていた日本建築史ゼミも近現代建築史ゼミとの境が薄くなって来たように感じています。

 

 今後もお三方は日本建築史ゼミ内にとどまらず、個人の考えに応じて様々な領域に挑戦していくことを願っています。




文責:青木、持丸、山岸、キョウ、松野

卒業論文感想報①

11月の卒業論文最終発表・提出を終え、卒論生に論文執筆を通しての感想をお聞きしました。

今回はアンコールゼミのお二人の感想をご紹介いたします。

 

<アンコールゼミ>

 

井上真翔さん

 

 卒業論文の執筆に際し、ご指導を賜りました皆様に心より御礼申し上げます。一度カンボジアを訪れ遺跡の魅力に強く惹かれた私は、迷うことなくアンコールゼミに所属する道を選びました。アンコール遺跡群の報告書を読み解き、修復の歩みを追うという研究に取り組むなかで、当時の報告文に記された心情と実際の作業記録とが交錯する独特の臨場感に何度も引き込まれました。文面の向こう側に当時の現場が立ち上がるように感じられ、その探究の時間は私にとって大きな楽しみでした。

 私は来年から社会へと歩みを進めます。卒業論文の作成にあたっては力及ばず、多くの場面で先輩方に支えていただきましたが、そのお力添えを受けながら一つの成果として形を残すことができた経験は、私にとって大きな自信となりました。この経験と皆様への深い感謝を胸に、これからも精進してまいります。



大澤萌香さん

 

 卒業論文執筆にあたり、関わっていただいた先生方、先輩方、同期の皆、そして家族には深く感謝申し上げます。私はアンコールという土地で、10世紀の都市とされるコー・ケー遺跡群のサイトプランについて論文を執筆いたしました。都市についての膨大な情報をどのようにまとめるか、どういった視点から切り込むかという点において悩むことが多く、自分の持っている情報をまとめながら読み手に伝わるような文章を書く意識の重要性を学びました。コー・ケーは今後研究が進められていく地域であり、今回扱いきることができなかった面白い遺構が多くあります。それらについても扱いきれる力量を身に着けられるよう、精進してまいります。

 

アンコールゼミは学生の規模が小さいながらも、先生方や先輩方からの助力を受けて多くの驚きと気づきを与える論文を執筆してきました。今年度は特に他のゼミとも交流することで視野が広がったり、研究室の中でもムードメーカーのようであったりと温かい雰囲気が特徴でした。

 

お二人のこれからの活躍に期待するだけでなく、良い影響を及ぼし合える関係が続きますことを願っております。



文責:井上、大澤、松野

11月報

晩秋を迎え、ますますご健勝のことと存じます。

11月には卒業論文の最終発表・提出、修士論文中間発表が行われました。

 

卒業論文 最終発表・提出

11月10日に卒論生による卒業論文の最終発表が行われました。
発表に向けて、卒論生は研究室にて連日深夜まで作業を進め、レジュメ作成や最終的な論文の仕上げに取り組みました。

発表当日には、中谷先生・小岩先生から多くの貴重なご指摘・修正案を頂き、研究としての発展を促す助言や結論の導き方について大変参考となるフィードバックをいただきました。

発表終了後も、卒論生は研究室に戻り、M1の先輩方とともに今後の修正方針について議論し、改善点の洗い出しを行いました。その後、先生方のご指摘と先輩方の助言をもとに、約1週間にわたり集中的に修正作業を進め、無事に卒論提出を完了いたしました。

卒論生にとって非常に密度の高い期間となり、研究室としても学年を超えた協力が見られた有意義な1ヶ月となりました。

 

修士論文中間発表

11月17日に修士2年生による修士論文中間発表が実施されました。
発表では、研究目的、調査方法、現時点での成果、そして残された課題について報告が行われました。

中川先生、中谷先生、小岩先生からは、研究の方向性、分析手法、対象資料などに関する多岐にわたる貴重なご指摘・助言を頂き、今後取り組むべき課題がより明確になりました。

また、研究室の一同も先輩の発表を聴講し、修士1年生にとっては修士論文がどのように構築されていくのかを具体的に知る良い機会となりました。これにより、来年自らが修論執筆を進める際の基盤を築くことができ、大変有意義な時間となりました。

今回の発表を通じて、修士2年生の先輩方の最終的な修論成果にも一層期待が高まりました。

修士論文はまだ中間発表ですが、ここからは年末に向けて忙しくなり、加えて社会に対して何を問うのか、そうした強い意識がさらに求められていきます。研究室一同、その姿勢に多大なる刺激を受けてこれからも研鑽できることを喜ばしく思います。

 

■ 研究室での日々

学生たちが日々自分自身のテーマに向き合う中で楽しいこともたくさんありました。学生同士での活発な議論も増えていき、互いに研鑽する姿は輝かしいものです。

卒論、修論期間中には小岩先生のお誕生日もあり、研究室の学生たちでケーキを用意して、ささやかではありますが皆でお祝いをいたしました。

短い時間ではありましたが、研究室には温かく穏やかな雰囲気が広がり、心のこもったひとときとなりました。

卒論生は小岩先生に多くの助言をいただき、励まされて最後までやり切ることができたと思います。中にはやりきれなかったこともあるかと思いますが、進学にせよ、就職にせよ、ここで持った課題意識をこれから存分に発揮していってほしいと思います。




文責:キョウ、松野

夏季調査報3:アンコール調査

 さて、少し遅れましたが夏期調査報3と題し、カンボジア・アンコール遺跡調査のご紹介をいたします。

 

 アンコール調査とは小岩正樹研究室の前身である中川武研究室から続くゼミ・プロジェクトによる調査です。様々な土着の宗教が影響しあう東アジア圏における建築文化を理解するのに際してカンボジア・アンコール王朝の建築文化の解明は大きな意味を持ち、そこに向けて30年間にわたる調査が行われてきました。

 

 本調査は例年アンコールゼミの学生が参加し、図面作成や考古学研究室とのGPR調査など毎年異なる調査を行なっています。

 

 アンコール調査は毎年調査内容が変わるため、調査手法を検討することから始まります。現地では同じ地域で調査をされている考古学や地盤工学、美術史など様々な専門分野の先生方にアドバイスをいただきながら調査を進めています。

 

 昨年まではバイヨン寺院にて寺院全体の平面図作成を行っておりましたが、本年度は塔に着目し、その分類と立面図作成を目標としました。1ヶ月にわたる調査で、調査手法に制限がある中で試行錯誤しながら図面作成を試みました。そして本年度より10世紀の都市、コー・ケー遺跡群での調査も合わせて開始しました。

 

<調査メンバー>

小岩正樹、石塚充雅

M1:米岡碧海

B4:大澤萌香

 

<バイヨン寺院調査:2025年度

 本年度のバイヨン調査は塔の復元を目標とした調査です。2023〜2024年度のバイヨン調査での平面図作成に続いて、立面図の作成を行いました。昨年度までの調査手法を参考に、東京大学生産技術研究所大石先生ご提供いただいたバイヨン3Dモデルの参照と現場確認を繰り返しての作業となりました。また、バイヨンの塔は倒壊が激しいことから塔の作図のみならず、塔から落下した石材の撮影、実測、3D測量を行いました。

 上の写真は塔の屋根に置かれた隅飾りという部材です。

 

<コー・ケー調査:2025年度

 コー・ケー遺跡群では近年調査環境が整い始めており、この地域の研究がアンコール王朝の歴史解明に寄与すると考えられます。コー・ケー調査では、護国寺院プラサート・トムを中心とした周辺調査を行い、主に寺院の配置関係について検討を行っています。コー・ケーでは寺院の主軸角度の傾きにばらつきがあり、プラサート・トム周辺の寺院と大貯水池ラハールでは類似した傾きが見られます。今回は関係が推察される遺跡群を中心に現地踏査を行いました。

 また現地ではプレアヴィヒア機構にコー・ケーのGISデータをご提供いただき、遺跡間の距離関係の分析を行いました。

 

 今回調査を行ったバイヨン、コー・ケー、それら2つの遺構はどちらも世界遺産であり、1900年代初頭より現在に至るまで修復活動が続いています。古代の遺産は地域や国といった規範にとって重要な意味を持ち、今に至るまで大きな力を発揮してきました。そうした遺産に触れて研究していくことは時間のかかることですが、人の生活が根差す文化の基盤を守り、その価値観を更新していくことにもつながります。

 

 アンコールゼミでの調査・研究は未だ謎の多いアンコール王朝の建築文化の理解、そして今後の修復活動にも直結します。ここでの研究は文化遺産の保存・修復活動の最前線に立ち、文化財との向き合い方を学ぶことのできる非常に貴重な機会となっています。

 

 年度末の成果発表に向けて、引き続き図面作成や考察を進めていきますので、これからもアンコール調査の動向にご期待ください。

 

文責:米岡、大澤、松野

10月報

いつの間にか、夏が終わりました。

みなさん、夏休みはいかがお過ごしだったでしょうか?
いよいよ10月に入り、秋の気配が濃くなってきました。研究室の日常も後期の雰囲気に包まれています。

 

■ 文献ゼミの本発表が終わりました

10月末には、毎年恒例の文献ゼミ本発表が無事に終了しました。
本発表に向けて、修士が真剣に準備し、研究室で議論を重ねている姿がとても印象的でした。
今回の経験を通して得た知識や発表スキルを、今後の研究や発表に活かしていけると良いですね。
12月初頭には改訂発表もあるので、引き続き頑張っていきましょう。



■ B4生は卒論執筆を頑張っています

B4の皆さんは現在、卒業論文の執筆に向けて本格的に取り組んでいます。
テーマ設定と資料収集はもう既に完了している上で、みんなは研究内容について分析、考察をしており、それぞれが試行錯誤を重ねながら進めています。
これまでの研究を形にする大切な時期です。最後まで粘り強く頑張ってください。

 

■ おわりに

季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ですが、無理せず、自分のペースで取り組んでいきましょう。
研究だけでなく、秋の景色や空気を感じながらリフレッシュする時間も大切にしてください。

 

文責:キョウキョウ