早稲田大学建築史研究室 月報

早稲田大学建築史研究室の活動報告ブログです。

7月報

ご無沙汰しております。

7月の研究室は実地調査、卒論中間提出、修論中間発表と慌ただしく過ごしております。今月は実地調査の様子をご紹介します。

f:id:nakagawa-nicchoku:20210712101954j:plain

門班

 

f:id:nakagawa-nicchoku:20210716092602j:plain

母屋平面班と立面班

今年度の墨田区調査は吉野家住宅です。門と母屋、周辺・敷地配置に分かれて調査を行いました。3日間の間に寸法を取りきる必要があるため皆必死に取り組みます。

この調査では実測調査だけではなく、吉野家送り火にも参加させていただきました。

f:id:nakagawa-nicchoku:20210715172401j:plain

送り火

私も小さい頃は毎年祖父母の家で送り火をしていましたが、高校大学と進学するごとに足が遠のき、送り火に参加しない年が続いていることを思い出しました。このような行事は準備など少し面倒なこともありますが、行事をきっかけとして親族が集まる機会を設ける、昔の人の知恵なのかもしれないと感じました。

暑い日が続きますが、皆様体調にお気をつけてお過ごしください。

(M1 田中)