早稲田大学建築史研究室 月報

早稲田大学建築史研究室の活動報告ブログです。

5・6月報

ご無沙汰しております。

早いもので、2020年も既に半分が終わろうとしております。

正月の漫ろ心は何処へやら、思いもよらぬ自粛生活も最早日常と化しつつあります。

 

大学研究室に登校する人数を減らすため、引き続き我々はオンラインでゼミを開催しております。これからおそらく初めての論文を書く卒論生には特に苦労を強いることになり、先輩としては不甲斐ない思いも感じます。

 

後輩といえばもう一点。

私は学部生の製図の授業のTA(授業アシスタント)を務めております。

製図の授業もまたオンライン開催となり、彼らの図面を直接指導できないのはまた心苦しい限りです。しかし彼ら後輩のなかには、先輩の指導を仰ごうと、SNSなどを通して修士生などに直接連絡を取る頼もしい姿勢も見られます。

何事もこれまでと同じようには行かない状況ですが、彼らの柔軟な姿勢にはこちらが励まされるような感覚すらあります。

 

逆境にもめげずに論文や製図に取り組む後輩たちの姿にただ感心するだけでなく、私もまた、今できる研究や学びを深めていきたいところです。